投資本|普通の人が資産運用で99点をとる方法とその考え方
2026-02-19
投資の本を選ぶとき、多くの人が「種類が多すぎて結局何を読めばいいかわからない」と感じます。 結論から言うと、『普通の人が資産運用で99点をとる方法とその考え方』を読んでおけば、投資の入門書選びで90点は十分にとれます。
結論:この本がおすすめ
理由は3つです。
- やることが明確になる: 「低コストのインデックスファンドに積み立てるだけ」というシンプルな結論を、理論的な裏付けとともに納得させてくれます
- 年間30分で完結する投資法: 忙しい人でも実行できる方法を提示してくれます。投資に時間をかけたくない人にこそ読んでほしい一冊です
- 「やってはいけないこと」がわかる: 個別株への投資、タイミングを計った売買、高配当株への過度な期待など、リターンを下げる「減点行動」を具体的に解説しています
投資の本を何冊も読む必要はありません。 この1冊で十分です。
なぜこの本なのか
「シンプルな投資が最強」を理論で証明してくれる
多くの投資本は「あれも買え、これも買え」と情報を増やす方向に進みます。 この本は逆です。「余計なことをしない」ことの価値を、金融理論に基づいて論理的に説明してくれます。
著者のHayato Ito氏は、2020年に公開したWeb記事「普通の人が資産運用で99点をとる方法とその考え方」が、はてなブックマーク年間1位を獲得するほど支持されました。 書籍版はその内容を全面書き下ろしで深掘りしたものです。
具体的な商品名まで書いてある
投資本にありがちな「インデックスファンドを買いましょう」で終わらず、具体的なファンド名まで書かれています。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- SBI・V・S&P500 インデックスファンド
「で、結局何を買えばいいの?」に答えてくれるのは、この本の大きな強みです。
「リスクは長期で減らない」と正直に教えてくれる
多くの投資本は「長期投資ならリスクが減る」と説明しますが、この本は「リスク(変動幅)はむしろ長期で大きくなる」と正直に指摘しています。
それでもなぜ長期投資が合理的なのか。 その理由を丁寧に解説してくれるため、暴落時にも慌てずに持ち続けられる「心の準備」ができます。
こんな人におすすめ
| タイプ | おすすめ度 |
|---|---|
| 投資を始めたいけど何から手をつけていいかわからない人 | ◎ |
| NISAやiDeCoを始めたい人 | ◎ |
| 投資に時間をかけたくない人 | ◎ |
| すでにインデックス投資をしていて迷いがある人 | ○ |
| 個別株で利益を出したい人 | △(方向性が違う) |
注意点・デメリット
正直に言うと、この本には以下の注意点があります。
- 投資を「楽しみたい」人には物足りない: この本のスタンスは「投資は趣味にするな、作業にしろ」。個別株で銘柄分析を楽しみたい人には向きません
- Web版を熟読済みなら新しい情報は少ない: 元のWeb記事をすでに読み込んでいる場合、書籍版で大きく追加された要素は限定的です
- 具体的な操作手順は書かれていない: 「SBI証券の口座開設方法」のようなHowTo的な内容は含まれていません。考え方と方針を学ぶための本です
ただし、投資の入門書として、考え方の土台を作るという意味ではこの上ない一冊です。
まとめ
投資本選びで迷っているなら、『普通の人が資産運用で99点をとる方法とその考え方』を読んでおけば問題ありません。 「何を買うか」「何をしないか」が明確になり、迷わず投資を始められます。
投資に時間をかけたくない普通の人にこそ読んでほしい。 迷ったらこれ。90点は確実にとれる選択肢です。